別れさせ屋に断られることもある!依頼を受けられない事例まとめ

別れさせ屋に持ち込まれる相談のうち、約半数は依頼をお受けできていません。
その原因は「法的に多少グレーなことも頼める」と勘違いなさっていることです。違法なヤミ業者であればどんな依頼でも受けますが、そのほとんどが詐欺目的です。失敗する上、仮に工作を実行してくれたとしても、摘発されて業者・依頼人ともども起訴されてしまうことすらあります。

とはいえ、真心から「よくない相手と別れてほしい」と思っている人は、依頼をためらう必要はありません。安心してご相談いただけるように、別れさせ屋がお断りする例を紹介します。

 

別れさせ屋はなぜ依頼を断るのか

「別れさせ屋」は、興信所・探偵会社と呼ばれる会社のひとつです。国に許可を得て、公安委員会へ届け出た上で営業しています。当然、違法行為やストーカー取締法に反することも、それに加担することもできません。探偵の自己判断や依頼人の希望で違法行為をしてしまうと、別れさせ屋は業務停止になりますし、依頼人は刑事事件の被疑者になってしまうかもしれません。

こうした事態を避けるために、相談内容を吟味して「依頼を断る」判断も下しています。

 

依頼を断るときの判断基準

別れさせ屋が依頼を受けるか・断るかは、契約書交わすまでのカウンセリング中に決めています。依頼の内容は100人いれば100通りあり「この内容は必ず断る」という事務的な判断はしていません。ただし、判断基準が設けられています。

 

別れさせ屋が「依頼を断る」と決めるときの基準

  • 依頼人が復讐を望んでいる
  • 別れさせ屋の法令順守ポリシーに同意してくれない
  • 意思疎通が難しく、話す内容が二転三転する

 

本当に助けを必要とする人だけではなく、こんな思惑を持つ人からの相談も殺到しています。別れさせ屋を正しく理解してほしいという気持ちと、工作を必要とする人と1人でも多くお話しできるようになってほしいという願いから、依頼を断る具体例を紹介します。

 

依頼を断る例1「カップルへの嫌がらせ目的」

別れさせ屋は「嫌がらせ目的の依頼」を断る

別れさせ工作は、関係者全員が幸せになることを最終目的としています。相談内容から「単にカップルを痛めつけたいだけ」という依頼目的を感じ取った場合、必ず断っています。

例えば「直接接点はないが何となく腹が立つので別れさせたい」「自分が個人的に嫌いな人と共通点があるので別れさせたい」というご相談です。別れさせたいカップルの相手方と因縁がある場合、事実関係・いきさつ・今の相談者の生活にどんな影響を及ぼしているのか、しっかりと聞き取りをさせていただきます。それが勘違いや思い込みでないかチェックするためです。

 

依頼を断る例2「肉体関係や脅迫による工作を希望している」

別れさせ屋は「ハニートラップ・肉体関係をもつこと」はしない

別れさせ屋工作で使われるテクニックは、話術・交渉術・心理学やボディランゲージ研究を組み合わせたものです。異性工作員を近づけて肉体関係をもたせる「ハニートラップ」は、別れさせ屋の適法性をめぐる裁判でも違法だと判断されています。事前に相談者から聞いた情報を使って「別れないと秘密を暴露する」といった類の脅しをすることも、当然ありません。

この点をご理解いただけず、工作内容を思い通りにしようとする人に関しては、やはりお断りの対象となります。

工作プラン全体の説明と「何故これが最適だと判断したのか」という理由については、小さな疑問も逃さず解消しながら説明しています。是非なんでも質問してください。

 

依頼を断る例3「ストーカー行為が目的」

別れさせ屋は「つきまとい&ストーカー目的の依頼」を断る

なかには、一方的なターゲットへの好意・興味が膨らみすぎて「別れさせたい」と希望する人もいます。相手の幸福を願うのではなく、自己満足のために依頼を希望する人に関しては、やはり依頼をお断りしています。

ただし、ご自身では「つきまとい行為かもしれない」と思っていても、客観的に見るとそうではない場合もあります。

 

別れさせ屋の判断を仰いだ方がいい例

 

別れさせたいと希望する状況には、実に多種多様なものがあります。多くの人は、別れさせ工作を希望する理由が単なる自己満足なのか・それとも相手のためなのか、自問自答しながら相談にお見えになります。まずは別れさせ屋スタッフに相談していただければ、適切な判断を下すことが出来ます。

 

依頼のコツは「希望をはっきりさせておくこと」

別れさせ相談前に、出来る範囲でゴール地点を決めておくことをおすすめします。多くの方が「まず浮気調査をして二人の関係を確かめたい」あるいは「復縁したい」と希望されています。

工作完了後の展望が見えなくても構いません。調査や工作中におのずと答えが出ることだからです。ただ、別れさせ屋として「法規に反することや嫌がらせ目的の依頼にはご協力できない」ことにご理解いただければと思います。